飲み会や結婚式などのイベントがあればその日はつい食べ過ぎてしまいます。
普段は1500キロカロリーを目安にしている人でもつい2500キロカロリーくらい食べてしまう日もありますよね。
ただ、そういった時こそがダイエットを続けて成功させる為の大事なポイントです。
食べた食事が身体に影響するのは3日後
これはドクター中松さんが発見した理論です。ドクター中松さんが35年間にわたり自分の食事を全て記録し、食べ物が頭や身体にどう影響を与えるのかを分析したそうです。
その結果、食べたものが身体に変化をもたらすのは3日後であることが分かりました。
という事は、食べ過ぎた日が一日あってもその後2日間でカロリー調整をすれば、食べ過ぎた日のカロリーの帳尻を合わせ、太るのを防ぐことができる、ということになります。
摂取カロリーは3日間の合計で帳尻合わせできる
実際に、普段は1500キロカロリー食べている人がある日2500キロカロリー食べたとしても、翌日と翌々日の摂取カロリーを1000キロカロリーに抑えたとします。すると2500+1000+1000で3日間で4500キロカロリーとなるので、一日1500キロカロリーの食事を続けた場合と同じになる、という計算です。
こうすればある日の過剰な摂取カロリーが脂肪へと変わるのを防げるので、ダイエットが失敗するのを防ぐことができます。
摂取カロリーの帳尻合わせで気を付けるのは過度な制限をしないこと
ただ、気を付けることもあります。食べ過ぎた翌日の食事を1回にするなど、過度な制限をすると食事のリズムが崩れるので注意しましょう。
きちんと3食食べながら、1食あたりのカロリーを減らしていくことがポイントです。
また、食べ過ぎた次の日は、食べ過ぎた食材はなるべく避けることが大事です。
たとえば焼肉をたくさん食べたのなら翌日は肉抜きにします。ケーキバイキングで甘いものを食べ過ぎた場合は、翌日は糖質を抜きにします。油ものを食べ過ぎた翌日は油ものを控えるようにします。
そういった感じです。
摂取カロリー調整には野菜を食べて食物繊維やミネラルを補給する
また、野菜をたくさん食べるよう心掛けることもポイントです。野菜の食物繊維を利用して、腸内の余分な脂分を落とすことが大事です。野菜は低カロリーですし、スープや鍋にすれば大量に食べられビタミンやミネラルを補給できるので、食べ過ぎた翌日からのカロリー調整に効果的です。
食べ過ぎた翌日は水分をたくさん飲むこと
あとは水分を多めにとるようにしましょう。食べ過ぎた翌日は胃腸に脂分や糖質が多くたまっているので、代謝を高めて排出することが大事になります。その為にも、水やお茶などノンカロリーで自然な飲み物をいつもより多めに飲みましょう。
白湯やちょっと温かめのお茶なら、胃腸の負担も少なくて済むのでオススメです。
運動も取り入れながら摂取カロリーと消費カロリーのバランスを取って行く
あとは、食事だけでバランスを取るのではなく運動も組み合わせるようにしましょう。食べ過ぎた翌日でも、1日摂取カロリーを1000キロ未満にするような過度な食事制限をするとリバウンドの原因にもなります。
摂取カロリーの調整は2日ほどかけてゆっくりと行い、あとは運動をして摂取カロリーと消費カロリーのバランスを取ることが大事です。
ダイエットをしていても食べ過ぎる日は絶対出てきます。その時どう対処するかでダイエットが成功する確率は大きく変わってくるので、食べ過ぎたとしても対処はできます。