使わなくなったバランスボールを効果的にダイエットに活用する
バランスボールは元々リハビリ用に作られたものなので、ダイエット目的で買うとどうしても痩せている実感を得にくい運動になります。その為、買ったばかりの頃は活用していたけど、段々と飽きたり面倒になって使わなくなった人も多いのは頷けます。
ただ、バランスボールはインナーマッスルの強化や体幹の強化、代謝のアップにはかなり効果的なので、今一度見直してみるのはいかがでしょうか。
バランスボール椅子のダイエット効果
バランスボールの使い方で一般的なのが、椅子代わりに使う方法です。椅子の代わりにバランスボールに座ることで、普段は意識しない部分の筋肉を使うことができます。特に姿勢を正しく真っ直ぐにするインナーマッスルを上手く使わないとすぐバランスが悪くなって転んでしまうので、姿勢を正しくするのに効果的です。
さらに人間の身体は左右どちらかに傾いていたり歪みがあるものですが、バランスボールに座ることで全体のバランスが良くなり、身体の歪みの解消にも効果が期待できます。
またバランスボールに座ると、同じ姿勢でずっと固まることがなくなるので身体の柔軟性がよくなったり血流がよくなる効果もあります。
バランスボールは脂肪燃焼以外のダイエット効果がある
バランスボールは、運動としては消費カロリーが大きくないので脂肪燃焼効果は期待できないですが、体重以外でのダイエット効果は意外と大きいものです。インナーマッスルを鍛えることで身体全体のシェイプアップやウエストの引き締め効果はあります。
痩せることは脂肪の燃焼と=ではなく、筋肉がなくブヨブヨとたるんでいた場所に筋肉がついて引き締まることも痩せることです。
体重は変わらなくても姿勢が良くなったりウエストが引き締まればそれはダイエットとしては成功ですよね。
ダイエットは体重を軽くするより見た目を美しくする方が大事
バランスボールは脂肪燃焼効果は薄いですが、普段使わない筋肉を鍛えることで姿勢が良くなったりウエストが引き締まるようなダイエット効果はあります。さらに筋肉量が増えることで代謝も良くなるので、そこでもダイエット効果は期待できます。動き自体が地味で脂肪が燃焼される感覚があまりないので見過ごしがちですが、お家で眠っているバランスボールがあればもう一度引っ張り出してダイエットに活用してみるのも良いかもしれません。
バランスボールのサイズ選び
ちなみにバランスボールを選ぶ際のサイズですが、自分の身長に合ったものを選ぶことが大事になります。目安としては、
身長155センチ未満の人は55センチ、
身長175センチ未満の人は65センチ、
身長175センチ以上の人は75センチ、
というのが目安になります。
ちょっと時代遅れのバランスボールですが、実は使い方次第でダイエットに効果的です。