運動をするタイミングでダイエット効果は大きく変わります
「運動がダイエットに効果的なのは分かるけどいつどのタイミングでやるのが効果的なの?」よく聞く質問ですし重要なことですよね。
実際、運動はタイミングで効率がぜんぜん違ってくるのでそこは知っておくことが必要です。
という訳で今日は運動をするタイミングはいつが効果的なのかをご紹介します。
ダイエット目的の運動は有酸素運動と無酸素運動の2種類
まずダイエット目的で運動する場合、ふたつの運動に分けられます。有酸素運動と無酸素運動です。
有酸素運動は脂肪の燃焼を目的とした運動です。
対して無酸素運動は筋肉をつけてメリハリのある身体を作ったり基礎代謝を上げて太りにくく痩せやすい体質作りに効果がある運動です。
この二つは目的が全然違う運動なのでもちろん運動効率を高めるタイミングも違います。
ダイエット効果を高める有酸素運動のタイミング
まず有酸素運動ですが、これは食前の空腹時に行う方が効果的です。有酸素運動はまず血中の糖分がメインのエネルギー源として使われ、20分後くらいから脂肪がメインのエネルギー源として使われるという特徴があります。
ただ食前の空腹時には血中の糖分があまりないのでエネルギー貯蔵庫である脂肪をメインのエネルギー源にする必要があります。
その為、ダイエットで脂肪燃焼を目的とする有酸素運動は食前に行うのが効果的という訳です。
ただ注意点があります。
食前の空腹時に激しい運動をすると目まいや貧血を起こす危険性があるのでほどほどにしておきましょう。
ダイエット効果を高める無酸素運動のタイミング
次は無酸素運動ですが、これは食後に行う方が効果的です。無酸素運動は運動の質が大事になります。食後は血中の糖分が多くなっているので質の良い運動ができるので無酸素運動に適しています。
さらに無酸素運動は筋肉中の糖分を主なエネルギー源として消費します。空腹時に無酸素運動をしてしまうと筋肉中の糖分がないので筋肉のタンパク質をエネルギー源としてしまい、無酸素運動をすることで筋肉が落ちてしまうこともあります。
という訳で、無酸素運動をする場合はきちんと食事をとった後の方が効果的という訳ですね。
ただこちらも注意点があります。
食後すぐに運動をすると消化不良を起こす可能性があるので食後1時間くらいは時間を置いてから運動をしましょう。
ダイエットには有酸素運動も無酸素運動もどちらも大事
このようにダイエットに運動はつきものですが、運動には目的があるのでその目的に合ったタイミングで行うことが大事になります。どちらもダイエットを成功させるには必要な運動です。
ダイエットにはきちんとした理屈があります。
やみくもに行うダイエットより理屈を知って効率的に行うダイエットの方が効果的で成功します。