白湯って何?
白湯は言ってしまえば湯冷ましのことで、一度沸騰させたお湯を50度程度の飲みやすい温度にまで冷ましたものです。一度沸騰させているので水道水を直接飲むよりも口当たりがまろやかで飲みやすく、体調の悪い人や子どもでも負担なく飲めるのが特徴です。
こだわり派の白湯の作り方
白湯は普通に水道水をやかんや電気ケトルで沸かして冷ましてできあがり、でも良いんですが、もうちょっとこだわった作り方もあります。こだわり派の人はやかんでお湯を沸かします。沸騰したらフタを取って、10~20分ほど沸かし続けます。10~20分経ったら火を止めて50度前後まで冷ましましょう。
これは白湯のもともとの考えであるアーユルヴェーダの方法をそのまま応用した方法です。水と火(沸かす)と風(フタを取って空気に触れさせる)の3要素を踏まえたものになります。
もちろん忙しい人は沸騰したら10分も沸かし続けなくてもそのまま冷まして大丈夫です。ただ、沸騰したお湯に水道水を入れて冷ますのはNGなのでそこは注意が必要です。
白湯の効果
内臓の疲労回復
現代人は内臓に大きな負担をかかえる人が多いです。内臓の弱った人が白湯を飲むことで内臓が温められて内臓機能が回復します。新陳代謝の活発化
白湯を飲むと内臓の働きが回復するので、新陳代謝も活発になります。また血流も良くなり、体内の老廃物が体外に排出されます。さらに普通の水よりも飲みやすい為、利尿作用も期待でき、デトックス効果がさらに高まります。痩せやすい体質作り、太りにくい体質作り
白湯を飲むと老廃物が体外に排出されるのでむくみの解消に繋がります。もちろん内臓機能も良くなりデトックス効果もあるので、痩せやすい体質、太りにくい体質になる効果があります。美肌効果、ニキビ、肌荒れの解消
体内の老廃物が排出される事で肌の調子も良くなります。新陳代謝も活発になるので肌のターンオーバーも促されるので一層肌の調子が良くなります。ニキビや肌荒れに悩んでいた人が白湯を飲む事で、症状がすっかり軽くなったという例は多くあります。
白湯を飲むタイミング
白湯は目安として1日に800mlを飲むと良いと言われています。ただ800mlを一度に飲むのではなく、数回に分けて飲んだ方が効果的です。まず寝起きは寝汗で水分が不足しているので白湯を飲むのに適したタイミングです。あとは、保温性の入れ物に入れておいて自分のタイミングで飲んでいきましょう。
保温性の水筒で保温する場合は50度前後で保温しましょう。ただカルキなどが飛んでいるのでその日に飲み終わらなかった白湯は捨てることが大事です。
白湯のアレンジ方法
ずっと同じ白湯だと飽きてしまいますよね。という訳で白湯にもいろいろとアレンジ方法があります。ハチミツやショウガを入れるのも良いですし、飲みにくい人はほんの少しだけ出汁を入れても良いです。
白湯は体調によって味が変わる
白湯は身体の調子が悪いと不味く感じ、デトックスされてくると美味しく感じると言われる不思議な飲み物です。人によっては、はじめ抵抗があるかもしれません。ただ飲み続けてデトックスされてくれば、単なる白湯なのに美味しく感じてきます。